立ち往生

基本的にネタバレに配慮していないのでご注意ください。

乙女ゲーム感想

「BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)」感想

「バスタフェロウズ」、よかった。すごくよかったです。個別ルート中は「終わりたくない」気持ちが強すぎて、途中で何度もシュウルートをプレイするという奇行に走ったんだけど、焼けた鉄を脳髄から流し込まれるような真相ルートを終えたら放心状態になって…

「遙かなる時空の中で3 Ultimate」感想

誰に聞いても二言目には「主人公が強い」と言われることでおなじみの遙か3をようやくプレイしました。攻略順に感想を(攻略サイトに沿ってプレイしたので、プレイ順とキャラの好みは関係ないです)。 ◆ヒノエ 友人が「わたしはヒノエくんが好きだし、ヒノエ…

「吉原彼岸花 久遠の契り」感想

友人の友人に言われた。「のらさん、バッドエンドとすけべと乙女ゲームが好きと聞きました」と。はい、好きです。そしてこうも言われた。「好きな子に振り回されて悩んじゃう余裕のない駄目な大人好き仲間とお見受けした」と。ええ、好きです。好きです、ダ…

「絶対階級学園」十矢・壱波感想&まとめ

七瀬十矢ルート 一番ストライクゾーンから外れている気がする、と思って始めたけどそんなことなくて、王道萌えパターンな石ころグッドEDではちゃんとキュンキュンした。壁やら床やらにドンドンすればいいってもんじゃないけど、「強いが故に、弱い人が間違え…

「絶対階級学園」ハル・陸・レイルート感想

みんな大好き三国恋戦記のDaisy2さんの「絶対階級学園」、友人に激オススメされてVitaでプレイしました。想像したよりずっとエグみがあって面白かったし、しんどいED連打でこっちの顎をアッパーで殴ってくる感じがとても良かった。 以下、すべて真相ルートの…

Collar×Malice(カラーマリス)プレイ感想②~笹塚・柳さんルート・まとめ感想

笹塚ルート あ~~~~(悶絶)この人とっても卑怯ですね。あまりの俺様セリフに背筋が凍ることも正直結構ありましたが、それにしたって絵に描いたようなツンデレだった。毒舌だし、セリフもぽんぽん飛び出してくるから会話が楽しいルートです。ハンドルネー…

Collar×Malice(カラーマリス)プレイ感想①~峰雄・岡崎・白石ルート

カラマリ終わりました。岡崎に床ローリングし、笹塚にすっころび、白石さんに号泣し、さあ柳パイセン行くで! ってなったあたりで刀剣乱舞に連隊戦をぶっこまれ、年内にイエスカネヒラするためにしばし放置していましたが、無事にフルコンしました。いや~、…

アイドリッシュセブン・キャラ紹介とか考察とか(2)・環&壮五

好き勝手にアイドリッシュセブンの紹介やら考察やらをしていく第二弾は、ユニット「MEZZO"」の二人から。 四葉環 俺、王様プリンのためなら、何でもすんよ。 ©アイドリッシュセブン 天才肌の、脱力系キャラ。メンバーも知らない、ある目的のため芸能界入りし…

アイドリッシュセブン・キャラ紹介とか考察とか(1)・陸&一織

登場キャラがどれも魅力的で、書きたいことが多すぎるので、ユニットごとに書いていこうと思います。 まず公式公認ツンデレカップr、いえ、陸と一織の「Fly away!」コンビです。 七瀬陸 「オレ、世界中のみんなを笑顔にできる存在になりたい!」 ©アイドリ…

「アイドリッシュセブン」が本当に面白いので紹介したい

こちらのブログでちょうどアイナナが紹介されていて、ただいまアイナナ沼にドはまり中だった自分のために書いていただけたのかと思うくらい嬉しかった。 iroribatadanngisitu.hatenablog.com ので、浮かれて私も「アイドリッシュセブン」について書いてみた…

「あやかしごはん~おおもりっ!~」と、ネタバレ回避を気にせず遊ぶということ

もう1月も後半にさしかかろうとしていますが、周回遅れであけましておめでとうございます。この年末年始は「あやかしごはん~おおもりっ!~」をプレイしながら、「物語のネタバレを回避せずにプレイする楽しさ」について考えていた。今から書くのは、シュタ…

レンドフルール・ギスラン、オルフェ感想

ギスランルート ルイのルートを終えて、ストーリーが転換する前の「ヴィオレットの人形っぽさ」は作為的なものだったんだなと気づいてからは、まんまと制作陣の意図にはめられ、後半の疾走感が心地よく感じるようになってきた。 ギスランは、これだけ誰にも…

レンドフルール・ルイ感想

ルイさんからスタート りんごを齧るヴィオレットに対して、可愛いだの俺の女だの言い出すキャラがいて、のっけから男尊女卑全開フルスロットルで、このゲームはクソゲーなのかそれともお笑いゲーなのか、とあやうく左スティックキーをオシャカにするところか…

プリンス・オブ・ストライド、支倉ヒース・諏訪怜治

支倉ヒース スポーツものでは外せない怪我エピソードがここで来て、このゲームってホントにバランスがいいなと思う。鉄板やお約束はちゃんと押さえてる。一番図体がでかい部長のくせして、実は一番女々しいのがヒースであった。 自分の実力を客観的に見られ…

プリンス・オブ・ストライド、藤原尊・小日向穂積

藤原尊 最初に言っちゃうけど「愛してる」じゃなくて良かった(トラウマ)。「お前が好きだ」で良かった。食生活がまともになるにつれ、人間らしくなっていったワンコ調教ルートだった(語弊)。普段は黒縁メガネで走るときはコンタクト、という設定もよくわ…

プリンス・オブ・ストライド、八神陸・久我恭介

なんだかんだとラジストを聞いているので、楽しみにしていた「プリンス・オブ・ストライド」。言葉の端々に滲みだす木村良平氏のSオーラがたまらんよね。この人絶対ド変態だと思う。 プリストについては、ただ声優陣が豪華なだけのゲームではないかと恐れを…

剣が君 for V・鈴懸、縁、九十九丸ルート感想・総評

鈴懸 天然最強ですごくいい子なんだけど、家光様にもひたすらタメ口で誰にも敬語が使えないところがどうにも気になってしまった。「人間のテリトリーで生きるなら人間のルールを覚えないと」みたいなことを、他の誰かのルートでマダラが言っていた記憶がある…

剣が君 for V・左京ルート感想

左京 不器用侍その2。妄想癖あるし、基本的に人の話を聞いてないし、前半も終わろうかというあたりで「フン。茶屋の娘が気楽なものだ」とかケンカ売ってくるし、このやろう香夜にがんじがらめになって身動き取れなくしてやると思っていたら、割とすぐにそん…

剣が君 for V・螢、実影ルート感想

剣が君 for Vを満喫しております。 好きだろうなあ、頭の上までどっぷり浸かって戻ってこれなくなるだろうなあ、と思っていたけど、実際その通りになっている。まだ全員クリアしていないけれど、ほぼ全員、予想通りに「剣」ルートで大号泣祭りが繰り広げられ…

CLOCK ZERO~終焉の一秒~Extime・鷹斗ルート&レインED感想

鷹斗 この人以外最後はありえない王様ルート。チェスにおけるキングって、敵に奪われたら試合終了な最重要の駒なんだけど、自分で動ける範囲はルークやビショップよりよっぽど狭い。不自由で弱い駒なんですね。可能性の高さは無限大なのに。 でも鷹斗は頭お…

CLOCK ZERO~終焉の一秒~Extime・央ルート感想

央 キングの重さが一周回って爽快にすら感じ始めた央ルート。Vita版で新たに追加されたとは思えないぐらいしっかりしたルートだった。みんなのヒーローに憧れた子供時代と、みんなのヒーローにはなれないことを受け入れ、誰かを切り捨てても誰かを助けたいと…

CLOCK ZERO~終焉の一秒~Extime・トラルート感想

虎之助 「続きから」を押すと流れるボイスに、鬼畜虎パパが入っていて、思わず正座をした。それぐらいパパが出てくると「ヒッ」となるルートだった。下手なホラーゲームより恐怖を煽ってくるCLOCK ZEROさんの本気。 別名・お嬢様が不良に悪い遊びを教わるル…

CLOCK ZERO~終焉の一秒~Extime・円ルート感想

円 島ディレクターおすすめの順番に沿うと、理一郎のあとは円らしい。ルートに入る前は、理一郎のあとにいきなり政府側に突っ込むのもどうなのかなーと思っていたけど、終わってみればすごくいい順番だった。 夜中にプレイしていたので、レインの唐突な声遊…

CLOCK ZERO~終焉の一秒~Extime・理一郎ルート感想

鷹斗が二周目攻略制限あり、とのことだったので、まずは理一郎に突撃してみた。オトメイトだからそうなんだろうなとは思ったけど、今のところ、タイムトラベルものが孕むパラドックス的な部分は半目で見よ、という潔さが清々しいストーリーが繰り広げられて…

遙かなる時空の中で6・九段、有馬ルート、大団円感想&まとめ

●九段でっかい犬みたいな人だった。声優さんがAV男優みたいな名前であることばっかり気になってしまったけど、ひたすら千代ちゃんルートだったとだけ書いておきたい。帝国軍側には、言葉の足りなさすぎる隊長と、目が笑ってない腹黒副隊長しかいないので、そ…

遙かなる時空の中で6・虎、秋兵ルート感想

●虎声優さんの真骨頂を見せつけられる思いでいっぱいだった。根は悪人じゃないことが明らかであっても、最初からヒロインにだけ甘いと拍子抜けしてしまうので、テリトリー外ゆえの距離感や流儀の通し方をきちんと描いてくれていたのがとてもよかった。最初の…

遙かなる時空の中で6・コハクルート感想

薄桜鬼SSLの唐突なドラマ化に、お茶を吹くどころの騒ぎではなかったGW明けだった。変若水キメた沖田にケンカ売った薫を見る千鶴みたいな顔になった(ややこしい)。死出の旅を見届けたい気持ちはあるので、ぜひ広島でもリアルタイムで見られる放送枠であって…

遙かなる時空の中で6・ルード、村雨ルート感想

●ルード遥か6をプレイして感動したことのひとつに、「テキストの美しさ」がある。日本語として自然で美しく、かつ、ほとんど1画面で完結している。2画面にまたがることがほとんどない。1画面のテキスト量はあまり多くない中で、必要な情報をきちんと伝えつつ…

遙かなる時空の中で6・ダリウスルート感想

遙かなる時空の中で6をゴリゴリ遊んでいる。いつものことだけど止め時がわからない。質の良い乙女ゲーというのはこういう作品のことを言うのか、と頭のてっぺんにVitaパッケージを叩きつけられた思いでいっぱいである。実はアンジェシリーズにも、トロワにち…

OZMAFIA!!-vivace- カラミア・キリエ・アクセル・ソウ・総合感想

●ソウ死ぬEDが「Phantom」、フーカの記憶から自分を消すEDが「Protection」、どちらもタイトルが趣深い。でも乙女ゲームに対して変なことを言うけれど、ソウにとってはフーカを好きになるEDはあくまで派生の世界線であって、ドロシーのためにフーカを塔へ導…