登場キャラがどれも魅力的で、書きたいことが多すぎるので、ユニットごとに書いていこうと思います。
まず公式公認ツンデレカップr、いえ、陸と一織の「Fly away!」コンビです。
七瀬陸
「オレ、世界中のみんなを笑顔にできる存在になりたい!」
ドジッ子なところもあるけれど、素直で努力家、頼まれると断れないお人よし。
子供の頃は病弱で、闘病生活の中で兄が見せてくれたショーの真似事が唯一の楽しみだった。病院での生活が長かったため、世間知らずな一面もある。一織とはよく喧嘩になるが、そういう相手が今までいなかったため喧嘩の中に少し楽しさも覚えている(※極秘情報)。
CV:小野賢章
(公式プロフィールより)
「どこが極秘情報なの??」とプレイヤーみんなが思っている、無類の歌唱力を誇るアイドリッシュセブンのセンター(18歳)。喘息持ちなのに一番風邪ひきそうな衣装なので、マネージャーなんとかしてあげてください。
割と「この子ちょっと大丈夫かな?(不安)」みたいなシーンも多いが、人間味があるなと思うのは、朗らかで素直であるが故に、人の気持ちの機微に聡いところ。
周囲の空気を読みすぎてしまい「自分が頑張れば大丈夫だ」と無理を押す達観した部分と、その無理がバレていて、周囲が心配していることに気づけない視野の狭さが共存しているところが陸の大きな魅力だと感じる。
マークは「ダブルシャープ」で、7人の中では一番「元の音を高く上げる」記号。まさにチームの上昇を担う天性の素質が陸にはあるんだなと思う。持ち前の明るさで、意識せずにメンバーの気持ちを押し上げたり、チームの結束を高めたりするシーンも多い。
和泉一織
「はあ。あなたは本当に馬鹿でそそっかしくてかわ…ゴホン」
三月の弟で、クールな性格。目上に対しては礼儀正しいが、毒舌の持ち主。両親は「fonte chocolat」というケーキ屋を営んでおり、内装がとてもかわいらしく、その影響でかわいいものが好きになる(※極秘情報)。
なんでもそつなくこなせる分、いざ逆境にあたると弱い。
CV:増田俊樹
(公式プロフィールより)
「どこが極秘情報なの??」とプレイヤーみんなが思っている(2度目)、頭で何でも考えるタイプのチーム最年少(17歳)。
最初は食えないしっかり者キャラなんだけれど、挫折にぶちあたったり、天然部分が炸裂しまくるので、1部が終わる頃にはすっかり「かわいいツンデレ最年少」になってしまっている。
「よーしよしよし!!」って頭ぐしゃぐしゃしたいキャラ・ナンバーワン。それで「なっ、なにするんですかあなたは!!」みたいに慌てた照れ顔で怒られたい(妄想)。絶対クラスで学級委員とかやってそう。
マークは「ダブルフラット」で、7人の中では一番「元の音を低く下げる」記号。アイドリッシュセブンというグループを外から見る視点もちゃんと持っていて、時には勢いを殺す必要もあることをわかっている一織ならではの音楽記号なのかもしれない。
陸が最も高く上げ、一織がそれを元に戻す、という捉え方もできる。なんにせよペアな二人です。
年上である陸のほうがぬけているのに、やたら年上ぶろうとしているところや、一織は「自分の方がしっかりしている」と気張っているのに、実は陸にだいぶ寄りかかっているところが随所で垣間見える。凸凹しているようでぴったり合うコンビ。
「Fly away!」の歌詞について
陸と一織のユニット曲「Fly away!」の歌詞について、フル音源がない現状でわかっている歌詞だけでも、既にいろいろと言いたい。
まず曲が「You believe」から始まるのです。そのあとに「I believe」が来るんです。
自分が信じるからお前も信じろよ、じゃないんですよ。おまえが信じるほうが先だと、それなら自分も信じてもいいと。この歌い出しから、もうすごく陸と一織の歌だなと思う。
Aメロ・Bメロの二人の掛け合いは言わずもがなですが、「あなたに可愛いなんて思われなくてもいい(by 一織)」には、初めて聞いた時は指が痙攣しそうになった。この歌詞にOK出す一織さんまじ有能。
ちなみにこの歌用にデザインされたカードがこちら。背中合わせで腕組んでこの歌とか…萌えは人を殺せるのではないか?(自問自答)
サビももちろん「You believe」から始まる。揺るぎない。揺るぎないが、そのあとにはちゃんとこんな歌詞が続く。
I believe 足りないパズルのピースのようになれる
(フォローするよ)
ここから見せつけていくよ 高みまで
おおおおおおおおおい!! おい!おい!
唐突に訪れるこの気持ちをどう処理したらいいのか!? 私にはわからないよ!!
ちなみにこのあとのサビはずっと「I believe」が続くのである。一度信じたらずっと信じ続けちゃうのである。
まだフル音源が出てもいない状況だし、IでもYouでもどっちでもいいだろと思うかもしれないけれど、「You believe」で始まった歌が最後は「I believe」の連続で終わるのは、とても意味あることのように私は感じる。チームがバラバラになりかけた時も、お互いを疑うことなくあっけらかんとしていた二人だからなおさら。
1部ラストで見せてくれる二人のやりとりには、このゲームの魅力すべてが詰まっているといってもいいぐらい感動させられるので、お見逃しなく。