立ち往生

基本的にネタバレに配慮していないのでご注意ください。

花咲くまにまに感想・4(倉間)

●倉間
師匠っぽいなあ。たぶん立ち位置的に最後のほうがいいだろうなあ。好みそうなストーリーだなあ。と思ったわけだけど、師匠ほどは萌えなかった…。
切なくて好きなシーンはあるけど、やっぱり決定的に「だいぶ手を出しちゃってる」のが分かれ目だったかなと思います。師匠があれほど切なく涙を誘うのは、大事すぎて触れることすらできない、だけど触れたいから冗談めかして触れるのが精一杯、っていう要素があるからなんだすよ…。
首にキスマークとか熱に浮かされてキスとか廊下で押し倒しとか、なにげに一番我慢できてないやん、あーた…。遊び人の和助さんだって1回しかちゅーしてないのに!

しかし声が切なくて色っぽくてとてもよかった。吐息ボイス。「…あんた、わかってて斬ろうとしたよね?」の声音なんて最高すぎます。声優さんってほんとにすごいや。
キスシーンの色っぽさには鼻血が出そうでした。我慢できない大人が大好き!!

それからED曲は倉間さんのための曲でしたね。ED曲はVita版のもそうじゃないのも本当に素敵。

君のためならばこの身が朽ちるのも何とも思わない、君の幸せのためならば―― こんな切ない想いを抱えて七緒ちゃんの隣にいるんだと思うともうね。もう。幸せになれよう倉間ちくしょう。櫛埋めたとこほんと切ない。

【好きなシーン】
・和助さんに嫉妬
ここまで書いてきて思ったけど、わたしは嫉妬イベントが好きなんかもしれん(いまさら)。
でも、ぶっちゃけますと、他ルートで嫉妬させっぱなしの倉間さんの方が好きです!! 桂さんに「守る? どうやって? 現にこうして危ない目に合っているのに?」って低い声で詰め寄るところとかねー。

・君にはわからないだろうな
言い方がねー。台詞に命を吹き込むのが役者さんの仕事なんだとしみじみ感じたシーンです。気持ちを抑えて堪えて、でも堪えきれていないことが自分でわかっていて、自嘲気味に笑いを滲ませながら「――君には、わからないだろうな」うう(きゅん)。