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立ち往生

基本的にネタバレに配慮していないのでご注意ください。

「花咲くまにまに」感想・1(和助)

花咲くまにまに 乙女ゲーム感想

触れたいのに、触れられない
伝えたいのに、伝えられない――

 

36時間くらいでコンプリート。辰義以外は2周して、好きなイベント前でのセーブ集を作りまくったので、合計50時間以上は遊んだ。満喫した。とにかく音楽が言いようもなく素晴らしい。前評判で期待したとおり、シナリオも量・質ともに凄まじかった。

ただ、綺麗なスチルと残念なスチルの差が激しすぎてなんとも言えない気分になることが何度もあった。特に和助さんが残念すぎてこれがまた…。いくら病気でも私でも折れそうな細身。桂さんは子どもっぽく見える絵もあったけど、艷やかで美しかった分、残念だった。

それからエンディングで他キャラルートのスチルを激しくバラされるのも、周回前提の乙女ゲームではやめていただきたい仕様。まあスチルを見ながら妄想力を大爆発させることは朝飯前なんですけどね。スタッフロールで登場キャラのネタバレをされるのも、吉乃さん声つきで出てくるんだ。ってわかっちゃうと、なんとなく展開がわかってしまったりするので、エンディングはひたすらそのルートに浸らせてほしいという願望はあります。曲は最高によかった分、見たくないスチルがばんばん出てきて、涙も引っ込んでしまったのが無念であった。

●和助さん
兄貴肌のタラシで声も色っぽい。もう好きにならないわけないタイプだったので、問答無用で初回プレイに突撃させていただいた。こういう、からかって遊んでたら知らぬうちに本気に…みたいなのたまらんよね。膝枕のシーンが大好きだ。ここにスチルを追加してもらえて本当に本当によかった。ここの和助さんの可愛さでご飯が3杯くらい進む。

そして、七緒ちゃんが男前でたまらんルートでもあった。愛した男の信念のため、決して想いを告げることはせず、どんなに反対されようとも花魁として生きようと決意する。男には譲れぬ瞬間があるものだが、女にだって同じくあるのだ。「好きだ」と言わずに「抱いてくださいませんでしょうか」と告げる七緒ちゃんがカッコよすぎて私も抱いてほしかった(七緒ちゃんに)。
愛している、と直接言うより何倍も強く想いを伝える、感じる、そういうシーンがふんだんにあって、何度も身悶えしたルートでした。


【好きなシーン】
・膝枕
ここ、いいよねえ(しみじみ)。公式SSのおかげで「意識しはじめ」のイベントになっちゃってます。声がさあ!「…これ、いいな。」の声がね。「へへっ」って感じで、すごく子どもっぽい声で、こんなのは本当に卑怯だと思う。大人の男があどけない顔を見せる瞬間、恋に落ちないわけがない。

・赤根さんを紹介
地味に好き。やりとりが可愛い。でも、この立ち絵だと赤根さんのほうが男前じゃないですか?? 赤根さんが、なんだかんだ言いつつ和助さんを全面的に信頼してる感じがよく出てるなあと思う。桂さんが赤根さんの胸を殴るシーンも好きです。赤根さんもっと接待したかったなあ。

奇兵隊訓練所
簪の鈴の音に、ふっと七緒の姿を探すとこね。ここ、いいよねえ。
この簪は最後まできれいに話に絡んできて、ぐっと来ました。言葉にできない想いが溢れ出る瞬間だよう。

・スキンシップ全開の倉間さんに嫉妬
和助さんの「てめえ、何やってやがる」だけでごはん3杯いけそう(2回め)。

・寸止め2回
1度目は屋根の上で、2度目は庭で。どっちのイベントも好きだけど、思わず引き寄せて我に返った感じは2回目の方が好きです。
引き止めたい気持ちをぐっと堪えて「いってらっしゃいませ」と頭を下げる、そんな七緒の女っぷりを見せられたら、そりゃ思わず抱き寄せちゃうよねえ。でも、手を出したら離せなくなると分かっている。七緒がそれくらい大きな存在になってしまっている。そして本懐は維新にあり、自分の体がそう長くはもたない、それも痛いほど分かっている。だから手が出せない。これほどモテる遊び人が口づけのひとつもできない。本気で愛してしまったからできない。切ない。
しかし2回も寸止めされて「忘れろ」って無理です、和助さん!!w