立ち往生

基本的にネタバレに配慮していないのでご注意ください。

2020年12月~2021年1月・おいしいものまとめ

美味しかったものを後から見返せるようにまとめておくことにしました。

今回は、昨年末から1月あたりに食べたもの。もちろん感染対策に気を使って過ごしています。

 

まずは会津若松旅行での食事から。人生初の会津、ずっと行きたかった会津。そして初の東北。土方さんも傷を癒やした東山温泉街でのんびりして、一人旅をいいことに好き放題史跡を巡って、お墓とお城をひたすら満喫して過ごしましたよ。

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300年の老舗「お秀茶屋」で、囲炉裏で焼いた田楽。満田屋でも食べたけど、お味噌の味は断然こちらが好みでした。里芋にお豆腐、お餅もとろけそうなほど柔らかくて美味しかった! ソースカツ丼は冗談みたいな厚み。でもぺろっとお腹に入っちゃうんだよ……手品……?

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もちろん馬肉も食べました。臭みが全然なくてぷりっぷりで美味しかったな~。酪王カフェオレも忘れずに。日が傾いた途端にぴりっと締まるような空気が、やっぱり瀬戸内とは全然違って、冷え冷えとした風を顔に受けながら入る露天の朝風呂はまじで最高でした。また行きたい。

 

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北千住の「ビリヤニ食堂」。スタミュミュを見に行っていたあたりのごはん。ビリヤニ大好きなんですけど、地元には専門店などないので、都会に行くと食べがち。スパイスがかなりたっぷり入っているけど口当たりが優しくて、小皿のソースを混ぜると味わいがガラッと変わっていくのが魔法みたいだった。

 

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デニーズのゴディバチョココラボパフェ、バナナのキャラメリゼがいい取り合わせだった! ちゃんとチョコの苦味も組み合わせてあって、いろんな味のチョコレートを楽しめたのがいい。パフェってやっぱり縦に味や香りが変わっていく楽しみが欲しいもんね。

 

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夫の移動にあわせた関東滞在時に食べた、成田山新勝寺近く・川豊のうな重。蓋を開けた時の香ばしさったら……。ご飯もふっくら、うなぎを乗せてちょうどいい水分量で炊かれていて、タレも全然しつこくない。何杯でもいけそう。

 

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「太閤うどん」のおじやうどん。ご飯とうどんが投入されているという、糖質制限中の人が見ると卒倒しそうなメニュー。太閤うどんさんのお出汁はあんまり甘さが強くなく、薄めだけど香りが高くて最後まで飲み干せる味。

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具だくさんの鍋焼きうどんも美味しい。SNSの投稿もすごく頑張っておられるし、感染対策にもかなり気を使っていらっしゃるので、機会を見つけて足を運ぶようにしているお店のひとつ。一品料理も素晴らしくて、頼めば快く一人前サイズで出してもらえるからすごく行きやすい。

 

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世界で一番愛しているケーキ屋さんのチョコレートケーキにプリンを添えるというワルの所業

 

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フレンチレストラン「MILLE」で、諸事情でお祝いができなかった結婚一周年のディナー。初めて行ったんだけど、馴染みのある食材でも、まるで初めて食べる料理みたいに感じさせてくれるお店でした。どのお皿も「こんなの食べたことない…何これ!?」ってなる。

美味しさの新しい扉をどんどん開けてもらえるような、奇抜というよりは新鮮で、お料理を食べているのにアトラクションに乗っているかの如き気分になりました。もちろん、美味しいという表現では陳腐なくらい美味しかったし、お皿も美しかったなあ~。鰆が、皮がカリッカリでパリパリの食感なのに身がほろほろっと柔らかくて、何をどうやったらあんな風に焼けるのかちょっと意味がわからなかった……。なかなか普段遣いできる価格帯ではないので、また背伸びしたい時にお邪魔しようねと話している。

 

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実はステアラに行ったので豊洲で寿司を食べた。車海老はまだ生きていて、蠢くまま口の中に入れる。命をいただく……(頭は揚げてくださった)。

 

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でも市場でお寿司が美味しいのってまあそりゃそうだろうという気もして、感動したのはこっちだったかも。禄明軒のアジフライ定食。薄めの衣がサックリ香ばしくて、揚げたてアジの旨味が口いっぱいに広がるの。身も分厚い~。好きなものとミックスできるよ!と言われたのでチキンカツとミックスにしたけど、アジフライを2つ食べればよかったなあ。

 

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広島市内のパフェといえば「ゲートイン」! アイスとコーンフレーク、みたいなパフェあるあるな組み合わせを絶対やってこないのが好きなところ。この紅まどんなのパフェに写っているフレークっぽいものも、フィヤンティーヌ(クレープ生地を薄く伸ばして焼いて砕いたもの)なのです。その食感の繊細なこと!! しかもフローズンヨーグルトとパンナコッタに挟まれているから、最後までその薄い歯ざわりをきちんと楽しむことができる……天才の所業……。最後の最後に味の濃いジュレを忍ばせているのもにくい演出だった。「掘って食べ進める」パフェならではの取り合わせだと思う。ちょっと感動してしまう美味しさだった。これが1,200円。許されるなら毎日食べたかった。

 

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日比谷で食べたデリーモのチョコレートパフェ。ショコラティエがガチンコでパフェを作ったらこうなった……という、甘さと苦さが幾重にも折り重なって、チョコレートのいろんな顔を見せてもらえる魅惑のパフェ。盛り付けられているのはチョコレート味のものばかりなのに、どこを掬っても一口も同じ味にならない! しかも更に上からかけるために、チョコレートソースが添えてあるんですよ。記憶をなくしてもう1回食べたい。っていうかパフェよく食べてるな。

 

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お気に入りの中華料理屋さんでもよくテイクアウトしています。これは大好きな焼売の詰め合わせ。見てわかるとおり、身がぷりぷりで具が大きい! ひき肉も荒いので旨味と旨味が相撲をとっていて、口の中がお祭りになる。焼売だけじゃなく、ここの点心はお肉と野菜の味が上手に引き出されているおかげか、タレをつけなくても十分美味しい。

 

 

自分にできることは限られてはいるけれど、好きなお店には意識して足を運ぶようにしている。来月もたくさん食べよう。