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立ち往生

基本的にネタバレに配慮していないのでご注意ください。

アイドリッシュセブン「NATSU☆しようぜ」CDいろいろ

暑いですね。みなさんNATSU☆してますか。わたしはNATSU☆してます。「NATSU☆しようぜ」CDの感想を書こうと思っていたらこんな時期になってしまいました。ちなみに今日は楽さんの誕生日なんですが、しっかりお蕎麦を食べていた友人に「あっ、お蕎麦屋さんだ~(脳内・小野賢章ボイス)」と言えたのでわたしは満足です。話が逸れました。

 

アイナナを始めたとき、「NATSU☆しようぜ」を気に入る楽と龍に「ほんとに?? ”NATSU☆しようぜ”だよ? タイトルそれでいいの? そういうセンスなの??」と120%疑問を呈していた自分が懐かしくなる*1

2016年の夏はわたしも胸を張って「NATSU☆しようぜ」(by 羽多野ボイス)って言いたい。今日はそんな「NATSU☆しようぜ」のCDについて、あれが良かったこれが最高とひたすら書いていきたい。NATSU☆しようぜって何回書いてんだ。

 

大和さんと壮五さんから漂うマフィア感

携帯アプリゲーム『アイドリッシュセブン』「NATSU☆しようぜ!」

©アイドリッシュセブン

 

TRIGGERを救うということ

本編の中で、7人はTRIGGERの代わりにこの曲を歌う。自分たちの曲だったという気持ちはあるにせよ、陸の「だっておれたち、この曲歌えるんだもん」というあっけらかんとしたセリフが示すように、7人は、物語の中で盗作事件をある程度きちんと消化している。

けれどTRIGGERにとってはそうではなかった。「知らなかったんだから仕方ない」と開き直ってしまえないところにTRIGGERらしさがあるというか、1つの曲を作り上げる過程で、どれほどの人間がどれほどの労力をかけているか骨身にしみて知っているからこそ、罪の重さの前に立ち尽くすしかないのだと思う*2

 

ドラマパートは、7人のための物語でありつつ、同時にTRIGGERを救うための物語でもあった。アイナナの「NATSU☆しようぜ」がCDとしてリリースされたことは奇跡だと今でも思っているけど、このことがTRIGGERをも救ったんだと思うと、どんな悪いことも必ず未来に繋がっていると信じたくなる。

 

ドラマパート雑感(とにかく最高なシーンしかない)

  • 天と楽と龍は誰が欠けてもTRIGGERではいられなくて、3人が揃っているから王者なのだ、と実感する。天の目にちゃんと楽と龍が映っているとほっとする。どうか一人で立とうとしないでほしい。でも、その得体のしれない危うさが天を天たらしめているんだと思うと、どうしようもなくてウワアアアアッとなる
  • まっとうな意見で3人を咎めつつ、最後は腹をくくって仁義を切る姉鷺さんの良さ
  • ゲリラ的に7人に歌わせようとしているTRIGGERに気づかず、「アンコール!」「天にい、かっこいー!」と声援を送る陸(天使)とナギ(天使その2)が無邪気すぎて気が遠くなる。
  • 急にステージに呼ばれた時の一織の「…よく似た兄弟ですよ」のセリフで全世界300万人のマネージャーは死んだ。
  • ついでにその時の大和さんの「はぁ!?」は、このスペシャルストーリーの中でわたしが一番好きなセリフです。
  • ステージで歌い終わった後に「さんきゅーTRIGGER」と言いたいが、涙で言えない三月を見て、すぐに「さんきゅーTRIGGER!」と叫ぶ大和さんが好きです。三月が泣いているとお客さんが不思議に思うから、すぐにセリフを引き取った。自分の言葉に変換せず、三月が言いたかった言葉を発した。男前すぎではないだろうか。好きです。
  • 代永さんの泣き笑いの演技も相変わらずの素晴らしさ。笑いたいのに涙が止まらない、言葉もつまるけど言いたいことは溢れんばかりにある、そんな感情が伝わる演技。三月笑って! 三月が笑えばみんな幸せだよ!
  • 環「めちゃくちゃウルトラ最高~」壮ちゃん「めちゃくちゃウルトラ最高だね!!(早口)最高でした!(言い直し)」可愛いにもほどがあるのでは?

 

歌詞の違いについて

アイナナVer.とTRIGGER.Verでは歌詞がだいぶ違うんだけど、一番グッときたのは、TRIGGER.Verだと「Be My Baby」と歌う部分が、アイナナVer.では「Be Our Dream」となっていたところ。

TRIGGERは、セクシーな夏の恋の歌的に、相手に誘いの声をかけていた部分で、アイナナは「僕らの夢になってほしい」と歌っているのです。アイドル曲なので歌いかけている相手はファンと捉えると、ファンにそう呼びかけていることになる。ファンが目指すべき夢であり続けるから、7人は前に進めるということかな。

「dream」には「実現させたい理想」みたいな意味もある。この歌詞の少し前に「勝つのは俺たちさ」とも歌っているし、もしかしてこの部分はTRIGGERに向かって言っているのかもしれない。どちらにしろ、ちゃんと「My Dream」じゃなくて「Our Dream」になっているところがすごく好きです。

 

それに、ピタゴラ組3人の立ち位置が「ピタゴラス☆ファイター」と全く変わっていないのが最高に良い。味の好みでもめるナギ&三月に対して、傍観者的でありつつ自分の好みはあって、強く主張はしないけどサラッと言うことは言う、ただし決定打は打たない、という大和さん。

ブルーハワイも捨てがたい…と言う大和さんに「んなこたねーよ! ほら、メロン!」と勝手に3人分のメロン味を買ってくる三月と「Hmm…メロンもなかなか味わいがありますが、やはりかき氷といえばイチゴです!」と文句言いつつ楽しそうに食べるナギ、という3人の絵面が脳裏に浮かびませんか。ああ、人生楽しい。

 

陸が「それって僕らのことですよ~」と天使の笑顔で(妄想)言うのもいいし、「不可能なことなんてNothing Nothing そんな気がしない?」と一織が言うのも好きだ。

陸が歌えば、7人が揃えば、不可能なことなんてないと一番信じているのは一織なのかもしれない。素直じゃなくて不器用で優しい一織。その横で陸が「それって僕らのことですよ~」と楽しそうに歌っている光景を想像すると、ただアイナナVer.として歌っているCDをぽんと1枚出すことだってできただろうに、それをしなかった開発陣の愛に胸がいっぱいになる。

 

おまけの10人Ver.もすごくよかった。「答えはそうだよ(Alright!)」の「Alright!」があまりに男くさくて震える。抱かれたい男上位陣はもうちょっと自重してほしい。

「それっておれらのことかもね」を天と陸が歌うのも粋で、陸がめちゃくちゃ楽しそうに満面の笑みで天に笑いかけながら歌うんだろうし、天はいつものステージ用のクールな微笑みを返しつつ嬉しさが滲み出ているんだろうし、楽と龍にはそれがわかっているんだろう*3

 

こういう奇跡みたいな、愛がなければ絶対に存在しえなかったCDが作られ、SSRコードもなかったのにオリコンチャート初登場2位という記録を成し遂げたのは、アイドリッシュセブンがいかにファンに、そしてスタッフに愛されているかの証左だと思う。

アイナナはもうすぐ1周年。わたしはまだまだ新参マネージャーだけど、アイドルたちがどんなふうに悩んで迷って歩いていくのか、その道程をどこまでも見届けていけたらいいな。

 

 

*1:ちなみにパクリ犯の日向さんに立ち絵があったために、彼が後ほどちゃんと罰せられて退場するかが気になって仕方なかったのも懐かしい。

*2:ブラホワ前のラビチャで、三月から「この話はチャラだ」と言われた楽さんは「ありがとな」とだけ短く、まるで他に言葉が見つからないような返し方をしている。

*3:こうやっていとも簡単に出来上がっていく脳内PV出力機械を、誰か発明してくれないかなあ。