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立ち往生

基本的にネタバレに配慮していないのでご注意ください。

アイドリッシュセブン・キャラ紹介とか考察とか(3)・大和さん&三月&ナギ

アイドリッシュセブン

本当は二部スタート前に書きたかったアイナナメンバー勝手に考察記事、ラストはピタゴラ組です。先行配信1位おめでとう!

 

二階堂大和

まったく、マネージャーと言えども、君は年下、お兄さんは最年長よ?

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©アイドリッシュセブン

飄々とした性格を装っているが、内面は熱く、誰よりもメンバー想い。事務所に所属する前は、芸能界に対して嫌悪感に近い冷めた認識を持っていた。

基本の一人称は俺だが、メンバー最年長のためしばしば「お兄さん」とも自称する。

(CV:白井裕介)

 

好きすぎて呼び捨てにできない。

二部でRe:valeの千との関わりが匂わされたチーム最年長。いろんな過去が匂わされるだけ匂わされていて一切明かされず、妄想でいくらでも生きていけるオタクとしても非常に切ない状況が続いている。

 

飄々としているけど実はアツイ、というのはよくある性格ではあるんだけど、大和さんを魅力的なキャラにしているのは、態度の温度差だと感じる。

謝罪に行く紡ちゃんにサラッと付いて行ったり、いっぱいいっぱいな壮五をさりげなくフォローしたり、身内だと認めたメンバーやスタッフにはびっくりするほど情が深い。でも、自分のことは躊躇なく投げ出すし、身内以外の人間にはびっくりするほど冷たい。興味がない人間にはみんな平等に優しくできるタイプですね。

 

本当はこんなに熱も情もある人なのに、と思う。大和さんがにっこり笑うのは、きっとシャッターを下ろした合図なんだろうな。それが切ない。こんな人が最初から高い壁の内側にいたわけはなくて、自分を守るためか周りを傷つけないためか、どちらにせよ自分で選んだ帰結なんだとわかるからなおさら切ない。

「お兄さん」と大和さんが自分で言うたびに「うわああああ」となる。頼むから踏み込ませてほしい。大和さんがメンバーを最高に大切に思っているように、メンバーも大和さんを唯一無二のリーダーだと信じて疑っていないんだよと言いたい。言いたすぎる。

大和さんは、大切に思ったものを大切にできる人だ。心底不器用だから、かわすのは得意だけど正面から受け止めるのが苦手。他メンバーはそれはそれは手がかかるけれど、大和さんの本質をちゃんと理解している。みんな頭がよくて心根の素直な子ばかりだから、いつかきっと大和さんがメンバーの前でちゃんと泣ける日が来ると信じて疑わないのであった。

 

マークは「シャープ」。

三月のマーク「フラット」にも言えることなんだけど、シャープとフラットは「調号」にもなり「臨時記号」にもなる。臨時記号であれば、記号が付けられた音符だけにしか影響がないけれど、調号としてト音記号ヘ音記号の横に付けられると、五線譜に置かれた音符のすべてに影響を及ぼす。

7人の中で、調号としても使える記号を持つのは大和さんと三月だけなので、この2人はグループを底の方からしっかり支える役目を担っているのかなと思う。グループの手綱を握っているとも言えるかも。

 

 

和泉三月

お前ら、ほんとオレがいないとダメだな! マネージャー、オレに感謝しろよな

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©アイドリッシュセブン

一織の兄。元気で明るく可愛い外見と裏腹に、男気に溢れ面倒見がいい、兄らしい一面がある。

子供の頃からアイドルを夢見ていたが、身長のせいでなかなか機会に恵まれずにいた。メンバーの中でも特に仕事熱心で、チームのムードメーカー的役割を果たす。

(CV:代永翼

 

泣きの演技が素晴らしい、ちっちゃいお兄ちゃん。明るいムードメーカーだけどそれだけじゃない、抱えたコンプレックスも憧れも全部滲み出てくるシナリオが素晴らしい。全員もれなく応援したくなる。そして、こういう明るいキャラの本音が一言だけ漏れだすような芝居を演らせたら、代永翼は天下一品だと思う。

 

ぐいぐい引っ張っていくキャラではあるけれど、中身は決してぐいぐいタイプではない部分が大きいところがとても魅力的。鬱屈した性質があるからこそ明るくあろうとするんだよね。グループにとって欠かせない一員であることはみんなが理解しているくせに、肝心の三月本人だけがずっと「自分はここにいていいのか」という疑問を捨てきれずにいるのが愛しい(でもたい焼きはこしあん派っておかしくない? つぶあんでしょ? どれも美味いぜいいじゃないになれない…クリーム派だって負けないのはちょっとわかる)。

 

マークは「フラット」。大和さんが上げる方で三月が下げる方、というのはちょっと意外ではあるけれど、兄弟揃ってフラット系なのは統一感があっていいですね。

楽譜への影響力が大きい調号記号にもなるシャープが、一織でなく三月に割り当てられている点には、意図がある気がする。

一見すると、マネージメントに携わっている一織の方がグループ全体への影響力は大きく思える。が、一織は幼さゆえに視野が狭く、自分ではそのことに気づいていない。失敗したことが少ない。これは一織の大きな欠点で、重大な局面で力を発揮し、グループを支えるのは、自分の欠点をどう力に変えていくかと奮闘し続けてきた三月の方なんだと思う。

局所的に音を変える人も必要。時には全体に強く影響できる人も必要。どちらか片方だけでは続かない。アイドリッシュセブンにはそのどちらも存在する、という意味なのかもしれない。

 

六弥ナギ

アニメの時間です…!リアルタイム視聴は信者のタスク!

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©アイドリッシュセブン

北欧系ハーフ。甘い言葉ですぐ女性を口説く。生まれ持った美貌と、天性のカリスマ性を持ちながら、母親が日本人だったことからこじらせた、アニメ好きという一面も持ちあわせている。

幼いころは容姿や性格のせいで友だちがいなかったため、メンバーのことが大好き。

(CV:江口拓也

 

サイドストーリーで、暗殺訓練を受けていたのではないかと思える機動性を発揮している謎のオタク。本編で曲をパクッた作曲家が、ナギの怒りをかった後も無事に生き延びているのか気になってきた。そして漫画版マジカルここなが意外と長編だったのにもびっくりした(最新刊は27巻です)。

 

ストーリーが進むほどに「ナギがいなかったらきっとアイドリッシュセブンはダメになるだろうな」と思えるくらい、グループ内の水平を保ってくれているキャラ。番組失敗後にナギがメンバーを立ち直らせたシーンは、1章の中でも1、2を争う名シーンだと思う。まさに風がぴたりと止まって静けさに満ちる「凪」という名前がこれほどふさわしい人もいない気がする。

他のメンバーは割と自意識が揺るぎがちなところがあるけれど、ナギは「メンバーが一番大切」という姿勢を最初から貫いている。そして、その思いを表現することに躊躇しない。余計なものに囚われていないから、大事なものを素直に大切にできる。これは簡単なようで大人になるほど難しいことだ。

ナギがこれほど静かに立っていられるのは、きっと他の6人が仲間だからで、これほど個性の違う凸凹したメンバーが、7人揃えば最高に輝くなんて、アイナナはやっぱり面白い。

 

ナギのマークは「ナチュラル」で、上がっている音も下がっている音も、すべて一発で元の音に戻してしまう魔法の記号。これが付けられるのはナギしかいない。

音が変わっている時にしか「戻す」記号は意味を持たないのも面白い。他のメンバーがどれだけ迷っても、立ち位置を見失わないナギが、いつものように笑って「あるべき場所」を指し示してくれる、ということなんだと思う。